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ディスクフリップについて


団体競技(ドッヂビーの場合、ディスクドッヂ/ゴールドッヂ)においては、試合前におこなわなければならないことがあります。
それは①先攻権を決める。②陣地を決める。ことです。特に屋外でおこなう大会の場合は、風の影響を大きく受けるディスク競技において陣地選択は大変重要な要素となります。
その決め方はジャンケンでも良いのですが、他競技で一般的によく知られたスタイルであるコイントスの要領で、ゲームに使用する円盤を使いフリップする方法を「ディスクフリップ」といい、DBJA制定ルールではこの方法で決めるように定義しています。
その<方法>と<決め方>および<運用>をご紹介いたします。

<方 法>
①両チームの代表者、各1名がジャンケンをして役割を決める。
-1.負けた者はフリップする役→②
-2.勝った者はコールする役 →③ となります。
②負けた者はディスクをフリップする。
フリップとは、オモテかウラが容易にわからないようにディスクを空中に投げ上げる事を言います。
(コイントスの要領で、縦方向にたたき上げ、オモテ・ウラが回転する状態にします)
③勝った代表者はコールする。
フリップされたディスクが地面に落ち止まった時、どちらの面を向けて止まるかを予測してオモテ・ウラを声に出してコールしますが、ディスクが空中にある間にコールを終えなければなりません。

<決め方>
④コールの結果
-1.当たった場合<コールした通りの面がオモテを向いて止まった時>
   コールした側のチームに選択権が発生します。
-2.外れた場合<コールした面と違う面がオモテを向いて止まった時>
   フリップした側のチームに選択権が発生します。
⑤選択権を得たチームが選ぶのは
➊ ディスク所有権(先攻権)
➋ 自陣コート決定権  のどちらか一方です。
⑥選択権を取れなかったチームは
残った選択肢が自動的に与えられます。

<運 用>
 大会などで1ゲームを複数セットでおこなう場合
●前・後半2セットでおこなう場合、前半と逆の選択肢で後半を開始します。
●3セットや延長など奇数セットでおこなう場合、適宜、選択をし直します。