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DBJAの障がい者プロジェクト設置の背景


近年、東京2020オリンピック・パラリンピック開催の影響もあり、パラリンピックが脚光を浴び、「障がい者スポーツを通じた共生社会の実現」という言葉が溢れています。  しかし、パラリンピックが脚光を浴びることによって、障がいのある人の中でも競技性が高く、高度な技能を身につけた人には注目が集まりますが、一般社会における障がいのある人のスポーツ活動には目が向けられない現状が専門家によって指摘されています。

 そこで、競技志向のスポーツ実践者のみならず、レクリエーション志向のスポーツ実践者にも焦点を当て、スポーツに親しむ人・機会を増やすことを理念として活動する【日本ドッヂビー協会(以下DBJA)】は、障がいのある人にとってもスポーツに親しみやすい環境を創出すべきであると考え、2016年に障がい者プロジェクトを設置いたしました。

 ドッヂビーはその特性上、高い安全性を有し、手軽に楽しめるスポーツです。
また、DBJAが設定した公式3種目(ディスクドッヂ、ゴールドッヂ、ドッヂディスタンス)は競技レベルや競技への志向によって幅広い選択をすることができるため、これまでスポーツに対して様々な点で障壁を感じていた方々にも親しみやすいスポーツであると確信しています。
競技レベルや志向の異なる、多種多様な方々にドッヂビーを楽しんでいただける環境を作ることが、共生社会への一助になるとの思いがプロジェクトの源泉です。