資格制度の全体構造
ドッヂビーの資格制度は基本的に3層構造で構成されます。
必ず1→2→3層の順に取得していただく、段階方式となります。
第1層は、基礎篇であり「ドッヂビーとは?」の基礎知識が中心の講習です。
第2層より「ディスクドッヂ」と「ゴールドッヂ」の2種目を別々に構成。指導と審判の基礎知識と技術講習となり、ニーズの高い「ディスクドッヂ」を先行しておこないます。
第3層は、2種目かつ、指導と審判それぞれのエキスパートとしての認定講習です。
第2層までの考え方
通常スポーツにおける指導(コーチング)と審判(ジャッジング)はその求められるスキルや要素は全く異なるものであることは充分に承知しております。
しかし、ドッヂビーは初期段階(第1/2層)においては、あえて同一線上にあるものと位置付けて資格認定講習をおこないます。その意味と理由を以下にご説明いたします。
現在、最も普及している「ディスクドッヂ」は相手にぶつけるゲームであることは否定できず、その中心層は小学生であることも、また否定できない事実としてあります。
用具の持つ特性と選手同士の接触がないルールのため、肉体的安全性は確保されますが・・・
そこにスポーツマンシップやモラルが欠如した場合、我々が掲げるスローガンであります「笑顔」など何処にもなく、ただの「ぶつけ合い」となってしまい、憎しみすら生みかねないことになります。
そこでドッヂビーにおける携わり方として審判資格を持ちジャッジをおこなうだけでなく、ルールをキチンと把握したうえで、正しい指導をおこなっていただきたいと思います。
皆様には「心の安全性」における担い手となっていただきたく、前提としてご理解いただきますよう、心よりお願い申し上げます。
その他
・第1/2層の各講習会開催における詳細は別紙、各概要説明書をご参照ください。
・不明点があります場合、下記へお問合せください。
・講習の中味についてのご質問はご容赦ください。
―――――― 問合せ先 ――――――
日本ドッヂビー協会 事務局〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-46-302
TEL:03-3264-3626 FAX:03-3264-3627 MAIL:support@dbja.jp
認定資格の全体構成
3層構造で構成 1 → 2 → 3層の順に取得していただきます。
各層 講習の概要
講座名称 |
資格の略 |
- 受講にあたっての要件
- 講座の目的、講座終了後に到達したいスキルなど
|
講義の所要時間 |
講座の具体的実施例、合格の基準 |
取得する資格名称、取得後に得る、できること |
第1層 キッズリーダー(K-L)概要
ドッヂビー普及 講習 |
K-L |
- 希望者
- 子どもたちにドッヂビーを使い、身体を動かす楽しさを伝え、
ディスクの基礎(スロー/キャッチ)を正しく伝えることができる。
|
講義/実技
通して 2.0 〜 3.0 時間 |
協会が認めた主催者による2時間以上の講習で全てのプログラムを受講し、担当講師に認められた場合資格が付与される。 |
「DBJA公認キッズリーダー」は携わるドッヂディスタンス大会の公式申請ができる。
希望する場合(有償=500円)でリーター証の発行を受けることができる。 |
◎詳しい概要説明書はこちら
第2層 ティーチャー&レフェリー(D-TR)概要
ディスクドッヂ指導・審判員 講習 |
D-TR |
- キッズリーター証、所持者 その他、協会が特に認めた者
- ドッヂビーの理念を理解し、ディスクドッヂ・ルールを熟知し、ジャッジする。
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講義 = 2.0時間
実質実技 = @0.5時間 |
協会が認めた主催者。1時間以内の筆記試験をおこなう。
実技ではルール知識と実際のジャッジングを確認する。 |
「DBJA公認ディスクドッヂ指導・審判員」は携わる大会の公式申請ができる。
指導・審判員証および審判グッズが支給される。期限変更あり |
◎詳しい概要説明書はこちら
第3層
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第3段階はコーチングとジャッジングを完全分離、それぞれの専門的知識と相当スキル
を持ち、それぞれの向上意欲を持つ方を養成することが目的となります。
「A級審判員」通称「A級レフェリー」
「A級指導員」通称「A級コ-チ」の講座をそれぞれ別途に開設いたします。
この資格は第2層 指導・審判員資格取得者のみが受講するものです。
合格時は資格認定講習会の講師を務めることができるものと想定しています。