お問い合せ

アウトドアにおけるドッヂディスタンスのレギュレーションについて


風の強さや方向を捉えたうえでコントロールすること。
このことはフライングディスクの技量を測る大切な要素のひとつである。と考えています。
また本来は、アウトドアスポーツとカテゴライズされるのがディスク競技ですのでアウトドアでディスクを投げることは当然であり、お勧めしたいことなのです。

しかし、ドッヂビーの場合、自重が非常に軽いために風の影響が著しく大きいことも疑いの余地はありません。
言い変えますと、強い風の中では人がコントロールできる範疇が非常に小さくなりスローと呼べるものではなく、舞い飛ぶなど予期せぬことが起こる可能性があります。

アウトドアにおけるドッヂビーの飛距離について、追い風の場合、どの程度の影響が出るのか?といったことを徹底的に検証したうえで明確な定義ができれば良いのですが、この作業は決して簡単ではなく、すぐには結論が出せないことを痛感しています。
また、風の問題だけではなくアウトドアと言ってもあらゆる環境が存在します。
たとえばコンクリートなのか、芝生なのか、砂浜なのかなど地質の問題、またその地面がどこまで水平なのかの問題などなど。これらのありとあらゆるすべての環境による検証は現実的にかなり困難である状況にあります。

今後も検証作業は継続しておこない、何らかの基準作りを目指しますが、それらの要素が与える影響はかなり大きいと考えられることから、アウトドアにおけるドッヂディスタンスは当面の間、公認日本記録ではなく、参考記録扱いとすることにいたしました。

ただし、インドア・ドッヂディスタンスの公認記録よりも高い数値の記録についてはドッヂディスタンス・アウトドア参考記録としてDBJAホームページにおいて告知をいたしますので、ぜひ、プレイを楽しんでいただきたいと存じます。

以上、アウトドア・ドッヂディスタンスは参考記録とする。ことが2010年4月におこなわれた日本ドッヂビー協会構成メンバーによる全体会議において決定いたしましたのでご報告を申し上げます。

アウトドア・ドッヂディスタンスをおこなう場合のルールはインドア・ルールに則りますが以下を変更点としますので、指針として活用いただければ幸いです。

❶ 2.【会場】2-1  できるだけ平らで広い場所が望ましい。地面の質は問わない。